●『みんなが知りたい意識障害がわかる本』について、監修者からのお知らせ●

『みんなが知りたい意識障害がわかる本』について、監修者からのお知らせ

 

『みんなが知りたい意識障害がわかる本』(一般社団法人 日本意識障害学会 加藤庸子/黒岩敏彦 監修、永山正雄 総括編集 2024年7月刊行) 16章「てんかんを起こしたら車の運転はできないの?」で、一部誤解を招き得る恐れがある記載がございました。本書の重版時に下記の通り、修正いたします。

 

●現在の修正前の記載(120 頁)
ところで、てんかんのある人は車の運転はできないのでしょうか。答えは、原則としてできません、です。道路交通法では、てんかんにかかっている者には運転免許を交付しないこと、となっています。しかし、適切な治療を受けることにより、運転操作が安全にできる場合には、自動車の運転は可能となります。

 

●修正後の記載(120 頁)
てんかんのある人は、適切な治療を受けることにより、運転操作が安全にできる場合には、自動車の運転は可能です。

 

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【解説】
てんかんがあっても、抗てんかん薬を服用されていても、一定の条件を満たせば自動車の運転は認められます。
このことについては、本書でも正確に記載しておりますが、その前段が上記のように誤解を招き得る記載でしたので、上記のように修正させていただきます。
詳細は、一般社団法人 日本意識障害学会のホームページ をご覧ください。

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