内容
- 「なぜ人体発生学を勉強するのか?」という問いとともに、
この学問の意義や面白さを説くところから始まる医学部生向けの教科書。
本版で新たに追加された「序章」では、文献検索のコツなど、具体的なアドバイスも満載。 - 始原細胞から発生のしくみを平易な文章で説き起こし、
各段階の発生機序を時系列的に、そこで起こりうる異常やそれに起因する疾病なども併せて解説。
また、臨床現場や基礎的実験にまつわるトピックスとともに、多角的に人体発生学を解説学ぶことができる。
臨床応用への記載も充実。 - 明快で鮮やかな図版が本文の理解を助ける(およそ図500点、表20点)。
- 各章、以下の項目のもとに展開。
◆「要約」:章冒頭に章内で学ぶ事項をキーワードとともにミニマムに提示。
◆「時系列図」:章で扱う発生時期の項目を、時間軸上にビジュアル化。
◆「臨床例」:各発生段階における具体的な臨床例を紹介。
◆「臨床の現場で」:各段階における先天異常、疾患をポイント解説。
◆「実験室で」:分子生物学的な関連トピックスを紹介。
【 目 次 】
序章
第1章 配偶子形成、受精および第1週
第2章 第2週:二層性になり着床が進む
第3章 第3週:三層性になり、体軸が確立する
第4章 第4週:胚子をつくる
第5章 形態形成と形態形成異常の原理
第6章 胎児の発達と患者としての胎児
第7章 皮膚と皮膚に由来する構造物の発生
第8章 筋・骨格系の発生
第9章 中枢神経系の発生
第10章 末梢神経系の発生
第11章 呼吸器系と体腔の発生
第12章 心臓の発生
第13章 脈管系の発生
第14章 消化管の発生
第15章 泌尿器・生殖器系の発生
第16章 咀嚼器と顔の発生
第17章 視覚器と聴覚器の発生
第18章 体肢の発生
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『キメラ・クローン・遺伝子 -生命の発生・進化をめぐる研究の歴史-』
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